どうも。心理カウンセラーの乾です。
先日の台風は本当にすさまじかったですね。
お話を聞くと、
「窓が割れるんじゃないかと思って眠れなかった」とか
「雨漏りや浸水して、大変でした」というようなことを皆さん口にしていました。
かくいう僕も台風が福井に近かった日の夜、運転中にある民家の前に大きくて中身のいっぱい詰まってそうなプラスチック製の箱が置いてあったのが目に見えました。その時は『何かが飛ばされないための重石としてこの家の人が置いているのか』っと思い通り過ぎたのですが、ふと横を見たらそのプラスチックの箱が僕の車の隣を転がっていたのです!!
100m近く併走したのち逃げ切りましたが、正直怖かったです。
ただ家に無事ついてから考えたのですが、そもそもプラスチックの箱はあの家のモノではなく、風で別の場所から飛ばされてきたものかもしれません。また、大きいから中にいっぱい入っていると思っていましたが、転がっていたとき中は空っぽでした。
結局僕の勝手な思い込みで、『あのプラスチックの箱は動かないだろう』と判断していた訳ですね。
上の文章では赤の太文字にしている部分が自分の思い込みに当たります。
【人は見たいように見る】という言葉がありますが、本当にその通りです。
そこで今日は、タイトルにある通り『思い込み』について少し語りたいなぁと思います。
ではでは、宜しければお付き合いください。
知り合いの美容師さんのところに初めて行ったときの話です。
髪を切ってもらいながら何気ない会話をしていました。
そんなとき、少し会話に意識を向けてみると、話すのも上手で聞くのも上手だな~と気づきました。
無理に聞かせようとするでもなく、大げさなあいづちをするでもなく、ちょうど良い『話す』と『聞く』のバランス。
ずっと入っていられるちょっと温かいお風呂のようなあの感じ。(伝わってくれ~~~!!!笑)
美容師さんはその職業柄、色んな方と話す機会があり、自然とコミュニケーション力や雑談力が備わっていくのだろうと思う一方で、もともと話すことが好きな人が美容師さんには多いのではないかと思っていました。
ですので、当然その方もそうなのだろうと。
しかし、その疑問をぶつけてみると・・・。
美容師さん「今でこそ喋れてるけど、美容師になりたてのころは全っ然喋らなかった。喋るのはあまり得意じゃないんです。」
僕「ェエ~!!(゚Д゚ノ)ノ」
座席から転げ落ちるほどではありませんでしたが、やはり意外でした!!!
実はちょっとしたご縁で、その美容師さんの家族の皆さんとは数年前からのお付き合いがあり、そこそこ家族の皆さんのことを理解していたつもりだったのですが・・・。
いや、お会いした当初よりは知っているはずなので何も悲観することではないのですが、第一印象から僕は勝手に「この方は昔からきっと話すことや聞くことが得意なのだろう」と思い込んでいたのか、、、、という自己分析。笑
勿論、誰だって【今、ここ】を生きている訳で、人の過去がどうであったかむやみに詮索や評価することはよろしくありません。
しかし、過去の経験が『今』のその方を形成しているのも事実で、過去なしでは今を語れないのではないかとも思う訳です。
相手の過去と今を分けて比較するのではなく、過去から今に至る経緯を知ろうとすること。
これが相手を理解する上で結構大切なのではないかと。
僕「(✧≖‿ゝ≖)ドヤァ」
皆さん「結局何が言いたいのさ!!(`Δ´)」
つまり!!!!
皆さんも、誰かや何かのある一面だけを見て、判断や評価をしてはいませんか?
今一度振り返ってみてほしいと言いたかったのです。
回りくどくてすみませんでした・・・。泣
『あなたいつも笑ってて、絶対悩みないでしょ?』
(私、本当は仕事で色々悩んでいるのだけど、そんな風に言われちゃったら何も言えないな・・・。)
『あの人いつも無口だから、一人が好きなんだろう』
(僕だって本当は皆でワイワイしたいけど、人付き合いが苦手なんだ。好きで一人になってるわけじゃないよ!)
( )の中は、相手の心の声です。
これらの思い込みは、時に相手を深く傷つける凶器にもなります。
それを防ぐためには、やはりコミュニケーションをとることが大切なんです。
自分が一方的に話すのではなく、相手にばかり話させるのでもなく、結局『話す』と『聞く』のバランスなんですね。
内容はなんでもいいんです。コミュニケーションをとろうとすることが相手を理解しようとする大きな第一歩です。
あと、これは余談ですが、、、
もし、相手のことを理解したいという思いから相手の過去を聞いたのはいいけれど、それがあまりにも大きくて自分では受け止められないと感じたとき、誰かから聞いたなどたまたま衝撃の事実を知ってしまいどうしていいか分からなくなってしまったときは、すぐにでもあなたが信頼できる相手にその気持ちをぶつけてください。
他の人が抱えている悩みに潰されてしまうといったケースは今は珍しくありません。
もし、ぶつけられる相手がいないと思ったのなら、私たち心理カウンセラーに話してください。
心理カウンセラーはそのための存在です。
えー、、、、長くなり、いつも通りまとまりのない文章になってしまいました(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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では、また次のブログでお会いしましょう(^^)ノシ